『だっだめだ!
ブレーキが効かなくて止まらない!
あああぁぁぁぁーーーーあ~ん!』
ガシャンっ!!!
バイクを乗ってる時にトラブルがあった場合
あなたならどうしますか?
事前に何が起きるか想定して対策しておけば
もしもの時があっても安心・安全に対処が出来ます。
誰も悲しい事故に巻き込まれてほしくないという思いを胸に
今回はバイクのブレーキが効かなくなってしまった時の対処法を紹介します。
ブレーキは突然壊れる!?
ブレーキは予兆もなく突然壊れるんです!
逆に予兆がある事なんてありえません!
ゼッタイないんですよ!!
素人が変な予測立てると逆に危ないから!やめな!
というわけで今回は、ブレーキのスペシャリストの僕が
ブレーキが壊れた時にすぐにできる対策法を3つ紹介しちゃいます
・転倒
・祈り
この3つの切り口で順に説明していきますね
対策法①摩擦を利用したフットブレーキ
方法としては原始的かつ、簡単です。
①まずは自分の両足を地面に設置します。
②その後は踏ん張るように足に力をいれて、摩擦の力で人力ブレーキをかけます。
以上!
・自らの力でブレーキをかけてるという安心感がある。
・もしかしたら止まるかもという期待感がある。
やっぱり気持ちが一番大事ですからね。
最高の対策と言わざるを得ない
しかし一方でデメリットも少しだけあります。
・全然止まらない。
・靴底がすり減ってしまう
まぁ気持ちを優先したらこうなるのは必然
あまり気にしても仕方が無いので、気持ちでカバーしましょう
対策法②転倒式ブレーキ
これも方法は簡単
まずはバイクを傾けて自ら転倒します。
その後は流れ作業ですね。
ズザザザザーっと地面を滑りながら華麗に停止します。
・ぼちぼちの距離で止まる
・スタントマンの気持ちを味わえる
先ほどの対策とは違い
この転倒式ブレーキは、実際にブレーキが掛かるのがポイントです。
普通に考えて『気持ちでカバー』なんて事は危険なので辞めましょう
あと説明不要かと思いますが、一応デメリットについても記載します。
・ケガをする
・毎回停止する度に転倒する為、後ろの車から『あの人大丈夫!?信号待ちの度に転倒してるけど!?』
と心配される。
ブレーキの効果はあるけど、周りの目が少し気になるという所がデメリット
恥ずかしがり屋の人には難しいかもしれないですね
対策法③祈りのブレーキ
人によってはこれが一番効果的な対策です。
こちらも方法は簡単ですぐに実践できます。
まずは自分の好きなポーズをします。
よくあるのは、自分の両手の手のひらを顔の前あたりで合わせ、力の限り叫ぶのです。
『神様どうかこのバイクを止めてください!!』
宗教心の強い方はこの方法で恐らく止まるでしょう。
・神が降臨した場合、確実に安全に停止できる。
【デメリット】
・基本的に全く減速しない。
・失敗した場合、最高速度で事故を起こし死亡。
違う意味で神が降臨する
ちなみに祈りのブレーキの再現率は
0%です
それでもよければどうぞ
まとめ
どうでしたか?
意外と知られてないブレーキ技術があるという事が分かりましたね。
以下まとめです。
・ブレーキに技術はいらない
・気持ちが大事
・靴底の替えは常に持っておくように
というわけで今回は以上です